チーム・ジャーニー 第06話の感想

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第06話は「分散チームへの適応」。

改めてスクラムに取り組み直し、軌道に乗り始めた太秦のチームだったが、また想定外の状況が発生する。リモートワークやパートタイムの開発者がチームに加わり、スクラムイベントを回せなくなってしまう。崩壊しそうなチームを集めたミーティングの場で、蔵屋敷さんは言う。

新しいメンバーが増えて、活動上の制約が現れた。状況はすでに変わっている。今までどおりを維持しようとするのは、適応とは呼ばない。

『チーム・ジャーニー』p.99

そして、スクラムイベントを昼の部と夜の部に分けてしまおうという突拍子もない提案がなされる。

解説編では、「分断」による様々な問題と、それを乗り越えるためにフォーメーションを組んで立ち向かうやり方が説明されている。そのパターンには「雁行陣開発」というまた何とも興味深い名前が付けられている。雁行陣とは、三国志とかに出てくる魚鱗とか鶴翼といった陣形のこと。

さらには「背骨バックログとお肉バックログ」と、名前のつけ方が秀逸すぎです。

実際プロダクト開発を進めていく中で、「背骨」的なものと「お肉」的なものを色分けして、主力を「背骨」を片付けることに当てながらも、今後主力になってほしい若手も組ませたり、といったことはよくあると思う。フォーメーション・パターンとして言語化し、キャッチーな名前付けを行っているところが、本書のすごいところだと感じた。

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